オズの魔法使いシリーズ
1. The Wonderful Wizard of Oz
有名な1作目。
Dorothy 主人公。カンサス出身の女の子。
Scarecrow カカシ。続編でも頻繁に出てくる。魔法生物ではないが、同等のチート能力(食べない、眠らない、疲れない)を持つ。ただし、火や水に弱いため、まだ納得できる。
Tin Woodman 木こり。続編でもたまに出てくる。やさしくて良いやつ。彼も魔法生物ではないのにチート能力を持つ。水に弱いが武器もあり、カカシより能力としては高い。
Cowardly Lion ライオン。珍しく普通の動物。続編では主にちょい役。
Wizard of Oz 魔法使い。続編ではかなりパワーアップして頻繁に活躍する。
2. The Marvelous Land of Oz
オズの国の体制が出来上がる話。以降の続編では基本的にこの体制が続くことになる。
Tip 主人公の少年。ほとんどの続編に出てくる。
Jack Pumpkinhead 魔法生物。おとなしい。
Sawhorse ヘボい見た目とは裏腹に、オズシリーズで最強の魔法生物。性格も超強気。続編でも頻繁に登場し、大活躍する。
Jinjur 女の子。軽いノリでエメラルドシティを制圧する。
3. Ozma of Oz
2作目にドロシーが出なかったことにかなりの苦情が来たみたいで、ドロシーが出てくる。
Billina ニワトリ。珍しく普通の動物。性格が超強気。
Tik-Tok ゼンマイ駆動のロボ。
Nome King 地下の王様。気性が荒い。続編でもよく出てくる。いろいろ大変。
4. Dorothy and the Wizard in Oz
地割れに飲み込まれて地下に落ちる。Ozのおっさんがエメラルドシティに帰ってくる。個人的にはシリーズ一番のそりゃないだろエンド。
Zeb ドロシーのいとこ。続編には登場しない。
Jim Zebの馬。続編には登場しない。
Eureka ネコ。覚えていない。
5. The Road to Oz
みんな大好きShaggy Manが出てくる。というかこのお話ではまともなのは彼くらい。
ここで出てくるButton-BrightやPolychromeは全く役に立たない。Button-Brightに至ってはI don't know以外しゃべっていないと思う。
Syaggy Man けばだってるだけでまともなおじさん。安定感抜群。オズシリーズの良心。
Button-Bright 3~4歳くらいの男の子。すぐ迷子になる。I don't knowしか言わない。この話では全く役に立たないが続編で(人間的に)成長した姿が見られる。
Polychrome 虹の娘。踊りまくる。Button-Bright同様に役に立たない。彼女も続編で(人間的に)成長した姿が見られる。
6. The Emerald City of Oz
Nome Kingが攻め入ってくる話。作者としてはいったん終わりにしたかったようだ。
7. The Patchwork Girl of Oz
たぶん作者はほかのシリーズを作りたかったけど挫折してオズシリーズに戻ってきた。
Scraps いわゆるPatchwork Girl。Crazyと言われることが多いが、オズシリーズの中ではまともな方。ひたすらポジティブ。
Ojo Munchkinの少年。 Ojo the unluckyと呼ばれるが、そうでもない。
Uncle Nunkie 一つの単語しかしゃべらない。理由はわからないけど、とても好きなキャラ。
8. Tik-Tok of Oz
Tik-Tokはそんなに活躍しない。みんな大好きShaggy Manがお兄ちゃんを助けに行く。
Betsy Bobbin 女の子。
Hank ラバ。超強気。
9. The Scarecrow of Oz
前半がものすごく地味で読むのがつらい。Button-Brightが成長して話が通じるようになっている。このへんのキャラは別の小説から持ってきたようだ。Scarecrowはそんなに活躍しない。いつも謙虚な彼が終盤に超強気で現れる。その割に無策。
Trot 女の子。
Cap'n Bill 片足の船長。
Ork 鳥。しっぽがプロペラになっている。
10. Rinkitink in Oz
オズシリーズとはほとんど関係ない。たぶん別の話として作っていて、なんらかの理由でオズシリーズに組み込まれた。申し訳程度にノームキングが出てくる。
Inga 主人公の王子様。国を滅ぼされてひどい目に合う。
King Rinkitink しゃれを言ってひたすら笑っている王様。英語学習者には笑いのツボが少し難しい。
Bilbil ヤギ。口が悪いが本当はいいやつ。
11. The Lost Princess of Oz
Ozmaと魔法関連の道具が消えるてみんなで探しに行くというストーリー。各種チート道具を完封してオズ一味を手玉に取る悪役がいつになく強力。
Frogman でかいカエル。知識人ぶっている。
Cayke the Cookie Maker クッキー職人。フライパンをなくして探しに行く。珍しくまとも。
12. The Tin Woodman of Oz
みんな大好きTin WoodmanとScarecrowが旅をするお話。前作最後でも少しだけこの2人の掛け合いが見られたが、今作では1冊たっぷり楽しめる。Polychromeが出てくるが、すっかり成長してまともになっている。
Woot 少年。珍しくバックグラウンドなどが一切説明されずにいきなり出てくる。
Captain Fyter Tin Woodmanのそっくりさん。
Chopfyt ニコイチの人。ろくでなしとして書かれている。
13. The Magic of Oz
ひみつの言葉を使った魔法をめぐるお話。悪役も駆け引きがあってなかなか楽しめる。
Kiki Aru Hyupの青年。お父さんのメモから魔法を習得
Bini Aru Kikiのお父さん。失われた先祖の魔法を解き明かす。
Ruggido 元ノームキング。記憶を失ったりしてもやっぱり悪い人として再登場した。典型的な悪い人として作者も使いやすいのだろう。
14. Glinda of Oz
作者Baumさんの最後の作品。いつもチートなOzmaやGlindaが珍しくお手上げ。
Queen Coo-ee-oh Skeezersの女王様 悪い人
Lady Aurex Skeezersの良い人
Ervic Skeezersの良い人 頭がよく大活躍する
Su-dic Flatheadの王様 悪い人
Red Reera パワフルYookoohoo 怪物というか魔法使いというか
15. The Royal Book of Oz
ボームさんが亡くなり、Ruth Plumly Thompsonさんに交代した1作目
Family Tree(家系図)とScarecrowがぶら下がっていたBean PoleのTreeとかけている。こういった言葉遊びがノンネイティブにはわかりづらい。
Sir Hokus of Pokes 騎士の人
Chang Wang Woe Silver Islandの偉い人
Happy Toko Silver Islandの元奴隷、Scarecrowと仲良し
Comfortable Camel ラクダ Wish Roadで出会った。Karawan Bashiとよく言うが、調べても意味やニュアンスが分からない
Doubtful Dromedary ヒトコブラクダ Wish Roadで出会った
A-B-Sea Serpent Scarecrowと川で出合った
Rattle Snake Scarecrowと川で出合った
16. Kabumpo in Oz
Pumperdinkという王国の王子様が象のKabumpoと一緒に嫁を探しに行く話。
作者の好みだと思うけど言葉遊びで辞書に載っていない単語が多いので英語学習者には厳しい。お話自体は前作より面白く、読みやすかった。
Pompadore 王子様。自分がお姫様と結婚しないと国をつぶすと脅されて大変。
Kabumpo 象さん。Elegant Elephantと言われる。
Wag うさぎ。魔法の薬で大きくなる。子音を入れ替えてしゃべる。
Peg Amy 木の人形。魔法の薬で大きくなる。
Ruggedo 悪役として使いやすいのかすごくよく出てくるNome King。
Glegg 魔法使い。Glegg's Box of Mixed Magicという魔法入りの箱を作成。
The Runaway Country 島みたいなのがしゃべったり走ったりする。ついていけない。
17. The Cowardly Lion of Oz
Notta Bit More 主人公のピエロの人
Bob Up (Bobby Downs) 孤児の男の子
Nickadoodle unの国にいた鳥 魔法使い?
Crunch 岩人間 超問題児。
Mustafa Mudgeの国の王様でトラ好き
18. Grampa in Oz