趣味でジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の駆除をしています。
琵琶湖南端の下図の四角で囲んだ地域(滋賀県大津市の膳所、石山、瀬田エリア)について書いています。2021年現在、ジャンボタニシ自体は琵琶湖大橋より南(南湖)に広く分布しているようです。
ジャンボタニシの産卵期は4月上旬から11月上旬だそうです。今年は5/15に初めて卵を確認しました。
湖岸の構成でエリア分けしています。
東A 250m 垂直コンクリート
東B 800m 岩
東C 北300m 岩 南200m 垂直コンクリート
東D 400m 斜めコンクリート
東E(Dより南、1号線の橋まで) 斜めコンクリート(植物が多い)
西A 400m いろいろ
西B 900m 階段コンクリート
西C 700m 階段コンクリート
西D 500m 斜めコンクリート
2021年の活動を終えました。
前年の冬が寒かったからか、全体的に卵が非常に少ないと感じました。
卵は2020年の半分、親貝の駆除数は1/7でした。
今年は忙しくて毎週すべてのエリアを駆除というわけにはいきませんでした。
去年は早朝に親貝を大量駆除していましたが、今年は起きられず親貝の駆除数が減っています。
5/15
今年初めて卵を確認しました。今日初めて瀬田川の水温が20度を超えました。やはり水温20度くらいが活動の境界のようです。
冬も寒かったし去年は駆除頑張ったし、もしかしたら今年は卵が少ないかなと淡い期待をしていましたが、普通に立派な卵が去年と同じ時期に現れました。多少寒くても琵琶湖では余裕で越冬できるようです。残念。
東A 卵0
東B 卵2 親0
東C 卵0
MMDD 卵-親貝 無印は東岸
0515 a0 b 2-0 c0
0523 a b10-0 c0 d0 e(45)沖合
0528 a0 b17-0 c1 d(2) e62-1 ニトリ0
0605 b20
0609 西d0
0612 b60-1c13
0620 b145-2 c18 d23 e68-4
0626 b197-10 c57-4
0703 a25 b213-3 c60-1
0706 d31-4 e43-1 ニトリ53-7 唐橋まで300-5 南28-1 西唐橋まで103-4 西e3-3
0710 b193-0 c70-1
0717 b416-17 d5-0
0723 c108-0
0725 b462-24
0801 c159-5 b584-10
0804 西d 31-10 去年より全体的に卵も親貝も少なく小さな貝が多い
0806 西d8-7
0808 b616-32
0810c244-1
0811d33-3e16ニトリ194-3 西d52-2西c390-8
0821c 66-1b223-1 豪雨後、水位高い風強い
0827西d10-11
0828 b466-1c27 cは他にも駆除している人がいそう
0905 c13-4 b533-23 a72-1 cはカヌーの方が毎日駆除しているそうです。
0911 b292c85 気温や水位が下がった
0913西d12-2
0918 b246
1002 b220-1 c58
まだ完全に収束してないけど忙しくなってしまったので10/2で今季の活動は終了にしました。
今年は去年よりもかなり少なかったです。B地区は継続的に卵がありましたが、ほかの地域は大繁殖という感じではなかったように思います。
2021年冬も寒くなりそう。来年も少なくなるといいなと思います。